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収穫期の端役

最終更新: 3月18日



8月の暑さが去り、涼しさを感じはじめた秋季は実りの秋で、日本人の主食の一つでもある米を収穫する時期です。



たんぼに田植え機、コンバインといった農業用機械が導入される前、水田に牛馬で耕作したり稲を植え付けたり、稲や草の刈り取りを鎌を使用した手作業で行ったりすることもありました。


植え付け及び刈り取りは、〝頭を下げ腰をかがめ〟て同じ動作をひたすら反復すると、頸椎に負担がかかり、腰を痛めやすい重労働であり、周囲になびいて農作業を行っていたようです。



それが習慣となり、〝無意識に反射的に〟体に染みついたはずです。


昭和30年代の高度成長期以降において、第二次、第三次産業を事業目的とする都会の事業所に従事する人が増加する頃、農業用機械が第一次産業である農村地域に普及することで、農業に従事する時間は相対的に減少していきました。


収穫期の秋になると、田んぼはどこも実った稲穂で黄金色に様変わりします。



米はご飯となり、実りの秋の代表的存在です。



イネ科の多年草であるススキは、米と同じように黄金色に染まりますが、その実を食することはできないため、米に隠れてススキの存在は忘れられつつあるようです。



イネ科の植物を生育できる風物は、神戸市内において多々見受けることができます。



日本における稲作は、縄文後期に、朝鮮半島か中国揚子江から北九州に最初に伝来してから国内に広まっていったものですが、ススキにおいても、日本以外は中国大陸、台湾、朝鮮半島といった東アジアにおいても生育しています。


日本人は、あいさつを交わす際、軽く会釈するように相手に頭を下げたり深々とすることがよくあります。



自分が悪くない時でも、謝罪の代わりに言われるがまま〝頭を下げ〟ることを強要されてきた道徳教育が染みついています。


現代人の頭部は心肺機能と同じく重要であり、高次機能の中枢です。



日本人は、白色系民族と比し体格が劣る民族であるため、これまでその劣等感を補う詰め込み型教育が先行されてきました。



頭を下げた瞬間においては一時的に無防備状態であり、相手に一瞬の隙を与えます。



相手に頭部を殴打されうるリスクを自招する行為であり、あえて無防備状態に置きつつも相手を信頼して調和を求めているとも、相手の足元を見つつ相手を品定めしているとも考えられます。



おじぎをすることは、自我を捨て相手に従う姿勢を意味しており、自分の頭部を相手に一時的に提供するという意味でもあるようです。



人と接客する機会が多い営業店舗の場合、チームプレーで店舗の業績向上に結びついたり、工業製品等加工現場においても農耕民族の考え方はなお残っているようです。



現代の日本人にとって、頭を下げるべき相手に軽くそれを怠ったり、先に頭を下げるべきところ相手から先に頭を下げられ礼儀知らずと思われたりといった、自らの立ち位置を忘れ契約不成立になったり契約打ち切りとなったりすることさえあるようです。



反面、あるべき〝姿勢〟を示して成功し、それによって誤解が解けて成功するようで、日々、相手の内心を探る傾向にあるようです。


 

相手が自分より上か下かを意識して頭を下げたりすることは、他国の人からすればおかしな行動様式かもしれません。



内戦が絶えない他国にすれば、無防備状態を招くことは不可解であるといったことではないでしょうか。



単一民族である日本において、周囲の人と共に歩調を合わせなびいてきた民族性の特長であるかもしれません。


他国によっては、相手の眼を見つつ自らの心肺機能近くで両手を合わせたり、他国によっては、笑顔で相手に手を差し伸ばすことがあいさつとして常識でもあるようです。



これも合理的でうなづけますが、握手する際、一時的に身体に接触するため、感染リスクもあります。



中国における相手に握手を求める行為は、日本人と同じモンゴロイドでありつつも、ロシア共産主義の影響が大きく、それまでは、自分の胸元に両手を合わせていたようです。



中国にイネ科が普及した日本でありながらも、中国との間においてなお温度差があることは、双方において、思想主義に違いがあるのではないでしょうか。



国際化により、これまでの日本人の常識とやらは忘れられつつありますが、けして残念でないと思われます。



いずれの組織や日本においても、その人がこれまで帰属してきた環境による行動様式の違いが影響し、周囲と歩調を合わせる民族の姿は、忘れられてないようです。

                        





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                          written by 行政書士 藤井利仁         

 

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